このページは、以下のように思っている方におすすめです。
- おしゃれな動画をカンタンに作りたい
- ミニマルでモダンなデザインが好き
最近、おしゃれなモーショングラフィックスのテンプレート集に出会いました。それが、この記事で紹介する「mChannel Clean DV」。
これさえあれば、オシャレで高いセンスが感じられるYouTubeやSNS動画を作れます。それもカンタンかつ短時間で。(とはいえ、実際に使ってみて、短所も見つかりましたが)
この記事は、「モダンでミニマルな雰囲気の動画を作りたいけど、どうすればいいのかわからない!」というふうにお困りな方にこそ、読んでいただきたい内容となっています。
※ 当ページはPRを含みます。
もくじ
mChannel Clean DVの注目すべき特徴
「mChannel Clean DV」は、便利でおしゃれな動画テンプレートがたっぷり詰まった、DaVinci Resolve向けプラグインです。
まずは公式の紹介動画をご覧ください。この動画では、プラグインに含まれるテンプレートが実例として使用されています。
すべてのテンプレートのデザインは「クリーン、ミニマル、モダン」で統一されていて、センスの良さが際立っています。
SNSの動画広告で使っても違和感がないレベル。
また、高品質な動画テンプレートを提供していることで有名な「MotionVFX」が制作しているだけあって、隅々まで洗練された仕上がりとなっています。
MotionVFXは、Appleの公式サイト(Final Cut Proページ)でも紹介&推奨されているブランドのうちの一つです。
「mChannel Clean DV」には、計59点のテンプレートが含まれていて、いくつかのタイプに分かれています。
ざっくり挙げると次の通り。
- タイトル
- ローワーサード(テロップにモーションが付いたもの)
- イントロ(オープニング動画)
- オーバーレイ
- バックグラウンド(背景)
- トランジション
- YouTubeやSNS用の素材
- アドオン
とはいっても、文字だけだとイメージが湧きづらいですよね。実際に動画をいくつか作ってみました。
【タイトル集】
【ローワーサード集】
【トランジション集】
【YouTubeやSNS用の素材集】
種類が多い上に、どれも使い勝手が良さげですよね。
その他、バックグラウンドやオーバーレイ等もあります。全てお見せすると、かなり長くなってしまうので、ここでは省略させていただきます。
一応、公式ページでは、全素材のプレビューを確認できます。
mChannel Cleanは、Final Cut Pro版もあります。実はFinal Cut Pro版の方が先に販売が開始されていて、今では最も人気のあるMotionVFX製品のうちの一つとなっています。
料金はいくら?
mChannel Cleanの料金は、$89。日本円に換算すると、13,000円ほどですね。
これが高いか、安いか、というのは意見が分かれそうですが、僕は「安いと思う派」です。
そう考える最大の理由は、同じようなものを自分で作ろうとすると、莫大な時間と知識が必要となるからです。
モーショングラフィックスのテンプレートを自作した経験があるのでわかりますが、「mChannel Clean」のレベルは、控えめに言っても高すぎ。一人の制作者ではなく、プロ集団が相当な労力を費やして作り込んでいるのでしょう。
ですので、この料金で買い切りなのは、お得です。
自分で作る時間があるなら、別のコンテンツ制作に注力して収益を上げる方がよっぽど効率的。(モーショングラフィックスデザイナーとして生計を立てるなら話は別ですが)
まとめ買いするとお得
MotionVFXでは、まとめ買いすると割引が適用されます。ですので、他にも気になるプラグインがあれば、まとめて購入するのがおすすめです。
以下の例だと、3点まとめ買いで、20%の割引が適用されています。そして「もう2点追加すれば30%OFFになる」というメッセージもみられます。
※ 居住地国によってはVAT(付加価値税)が適用されます。
実際に使ってわかった長所と短所
では、実際に使ってわかった長所と短所をまとめて挙げていきます。使う前だと予想できなかったことや気づかなかったこともありましたので、購入を検討される方にとって有益な情報となっています。
長所リスト
とにかくオシャレでミニマル
ミニマルなデザインなので、幅広いシチュエーションで違和感なく使えると感じました。
飽きがこないデザインなので、数年後見返しても
え、ださっ
とならないです。黒歴史とはおさらば。恥ずかしい思いをしなくて済みますね。
iPhoneやMacBookなどのApple製品が良い例。無駄を一切省いたデザインで、数年後でも違和感がありません。
mChannel Clean DVも似たようなもの。デザインセンスは必要ありません。
”しつこさ”が出づらい
ミニマルなデザインのおかげで、YouTubeやSNS用の素材を使って「いいねやチャンネル登録のお願い」をする時に、しつこい感じが出づらいです。サラッとクールに視聴者を誘導できます。
編集・カスタマイズの自由度が高い
思っていたよりもカスタマイズの自由度が高くて、自分好みに編集できます。
例えば、フォントは、PC(MacやWindows)に搭載されている好きなフォントを使えますので、日本語でも問題ありません。
文字の大きさや色の変更はもちろん、いらない要素(文字や図形)を非表示することも可能。これは意外と重宝します。
アニメーションのオン・オフの切り替えもできたりします。
僕がこれまで使ったことのある他のテンプレサイトの素材よりも、細かな設定ができます。まさに「かゆいところに手が届く」という感じ。
※ 素材によって変更できる項目は異なります。
YouTube動画に便利な要素が大抵そろっている
「mChannel Clean DV」には計59点、複数カテゴリーのテンプレートが含まれています。ですので、YouTube動画で使えそうなモーショングラフィックスは大抵そろっている感じです。
つまり、このプラグインがあれば、動画の世界観・雰囲気を統一させることが容易となります。
複数のサイトでテンプレートを探す手間を省けるのは助かりますね。
短所リスト
次は短所(デメリット)を挙げていきます。
設定項目名が英語
MotionVFX製プラグインの設定項目は全て英語で表記されています。そのため、最初は困惑してしまうかと思います。
DaVinci Resolveを使い慣れていれば、すぐに使いこなせますが。
項目の表記は英語ですが、テキストは日本語フォントで使用可能。お使いのパソコンにインストールされているフォントが使えます。
性能の良いPCでないとカクつきが目立つ
モーショングラフィックスは通常、PCのパワーをそこそこ必要とします。その結果、性能がよろしくないPCだと、動作が重くなってカクカクしたり、作業が進まなくなったりします。
MotionVFXのモーショングラフィックスも例外ではありません。
mChannel Clean DVの公式ページでは、次のスペック以上のPCが必要であると記載されています。
- メモリ: 16GB
- VRAM(GPUメモリ): 4GB
もし動作が重くなった場合、次の2つの対処法を試してみてください。
- タイムライン解像度を落とす
- GPUアクセラレーションをオンにする
タイムライン解像度を落とす
DaVinci Resolveではタイムライン(プレビュー映像)の解像度を、1/2または1/4に設定できます。
上部メニューバーの「再生」→ 「タイムラインプロキシモード」からお好みの設定を選択しましょう。
GPUアクセラレーションをオンにする
「GPUアクセラレーション」は有料版のDaVinci Resolve(DaVinci Resolve Studio)のみに搭載されている機能なのですが、これをオンにすることで動作がスムーズになります。
「GPUアクセラレーション」についての解説は、以下の記事でしてあります。
僕の場合、この2つの対処法を適用したことで、劇的に動作が軽くなりました。
以上の特徴・長所・短所を考慮すると、mChannel Clean DVは次のような方におすすめです。
mChannel Clean DVはこんな人におすすめ
- おしゃれでミニマルなスタイルが好きなYouTuber
- ライフスタイル系Vlogger
- SNSインフルエンサー
- メモリ: 16GB、VRAM: 4GB以上のPCをお持ちの方
mChannel Clean DVを購入する
ここからはmChannel Clean DVの買い方を解説していきます。
※ FCP → Final Cut Pro, DVR → DaVinci Resolve
- アカウントを既に持っている場合は、メールアドレス(E-mail)とパスワード(Password)を入力して、ログイン(SIGN IN)する
- アカウントを新規で作成する場合は、「CREATE ACCOUNT」をクリックして、アカウント作成ページに進む
※ アカウントの作成は、FacebookやGoogleアカウントと連携して作成することも可能。僕は他のアカウントと連携せずに、MotionVFXの独立したアカウントを持っています。
他のサービスとの連携をせずにアカウントを作成する場合は…
次の3項目を入力します。
- メールアドレス(Email address)
- パスワード(Password)
- パスワードの確認(Password confirmation)
そして、利用規約(CONDITIONS)を確認し、「I ACCEPT CONDITIONS(利用規約に同意します)」にチェックを入れる。
続けて、「CREATE ACCOUNT」をクリックして、アカウントを作成する
決済方法は、次の3つから選択可能。
- クレジットカード(Pay by Card »)
- PayPal
- Google Pay
海外のサイトでカード情報を入力するのが不安であれば、PayPalまたはGoogle Payがおすすめです。
僕はPayPalをよく利用しています。その理由は、世界的に広く使われている電子決済サービスである上に、セキュリティレベルが高く、安心できるからです。
これで購入完了です。次に、mChannel Clean DVをDaVinci Resolveで使えるように、インストールしましょう。
mChannel Clean DVの使い方
mChannelをDaVinci Resolveを使うには、まずは「mInstaller」という管理プラグイン(インストーラー)をダウンロードして、インストールする必要があります。
mInstallerは完全無料ですので、ご安心を。
mInstallerを使えば、購入済みのすべてのMotionVFXプラグインをカンタンに管理できます。
例えば、プラグインの調子が悪い時に再インストールしたり、不要なプラグインをアンインストールしたり。これらをたったのワンクリックでできます。
「mChannel Clean DV」をインストールする方法
続けて、mChannel Clean DVをインストールしましょう。
方法はカンタンで、mChannel Clean DVのセクションにある「Install」をクリックするだけ。
水色の「Install」が灰色の「Installed」に変われば、インストール完了です。
これで使用する準備が整いましたので、DaVinci Resolveを起動しましょう。
DaVinci Resolveで使ってみよう(編集・カスタマイズ)
使用するときは、DaVinci Resolveのエフェクトライブラリで「mChannel」と入力して、エフェクトの絞り込みをするといいですよ。そうすることで、mChannel Clean DVの素材・エフェクトの一覧が表示されます。
あとは、他のDaVinci Resolveのエフェクトと同じようにカスタマイズするだけ。
「カスタマイズ方法を詳しく知りたい!」という方は、公式のチュートリアル動画をチェックしてみてください。英語ですが、ものすごくわかりやすく解説してあります。
英語苦手なんだけど…
英語が苦手な場合は、日本語字幕を表示することで内容が理解できるようになるかと思います。