このページは、次のように考えている方におすすめです。
- YouTube動画にモーショングラフィックスを入れたい
- YouTube動画のエンゲージメント率を高めたい
- MotionVFXの「mTuber 2 DV」をYouTube動画に使ってみたいんだけど、実際良いの?
- mTuber 2 DVのインストール方法や使い方を知りたい
YouTuber向けのプリセット(モーショングラフィックス)がギュッと詰まっているプラグイン「mTuber 2 DV」を使ってみて率直に思うこと、
それはDaVinci Resolveで動画編集しているYouTuberにかなりオススメできるプラグインであるということ。
YouTuberにとって便利なツールがそろっていて汎用性が高い上に、クオリティが高いです。そして、使うのが簡単。動画編集の知識がほとんどない方でも大丈夫です。
ただし、価格は少し高めですので、YouTubeチャンネルの登録者数と動画の再生回数を真剣に伸ばしたいと思っている方に向いているかと思います。
※ 当ページはPRを含みます。
もくじ
MotionVFXとは?
この記事で紹介するプラグイン「mTuber 2 DV」は、”MotionVFX製”となっています。
MotionVFXとは、主にFinal Cut ProやDaVinci Resolve向けのプラグイン・テンプレートを販売しているサイト(企業)です。
MotionVFXの魅力はなんといっても、そのクオリティの高さ。Motion ArrayやEnvatoといった、プラグインやテンプレートを大量に販売しているサイトをこれまでに使ったことがありますが、そういったサイトの素材と比較するとMotionVFXの質は段違いです。
「質を求めるならMotionVFXで間違いない」と思っています。
次の動画はMotionVFXで購入できるプラグインやテンプレートで作られているのですが、そのクオリティの高さが際立っています。(Final Cut Pro用)
MotionVFXは長い間、Final Cut Proユーザー限定でプラグイン・テンプレートの製品を開発・販売してきたのですが、少し前にDaVinci Resolveにも進出し始めました。
近年はDaVinci Resolveの人気が急速に高まっていることから、さすがに無視できない存在になったのでしょう。DaVinci Resolveを積極的に使っている僕からすれば嬉しい限り。
海外では「DaVinci Resolveで動画編集したいけど、プラグインとかテンプレートが少ないから今はFinal Cut Proを使ってる」という人が多くいるみたいです。MotionVFXが火付け役となって、DaVinci Resolveを盛り上げてほしいですね。
「mTuber 2 DV」はDaVinci Resolveを使用しているYouTuberにおすすめ
YouTuber向けのモーショングラフィックスがギュッと詰まっているプラグイン「mTuber 2 DV」。これを実際に使ってみた感想(レビュー)を書いていきます。
まずは次の動画をご覧ください。公式の「mTuber 2 DV」の紹介動画です。この動画ではmTuber 2 DVに含まれるモーショングラフィックスがふんだんに使われています。
元々は、Final Cut Pro専用のプラグイン(mTuber 2)として販売されていたのですが、ベストセラーと言えるほど人気が高く、DaVinci Resolve版(mTuber 2 DV)もリリースしたようです。
記事執筆時の価格は$99。Final Cut Pro版と同じ価格に設定されています。※お住まいの国によっては、別途税金がかかる場合があります
実は、僕はFinal Cut Pro版も持っています。Final Cut Proで動画を編集することはもうほどんどないのですが、買ったことに後悔はありません。
動画編集の時間を短縮できただけでなく、このプラグインに含まれるモーショングラフィックスいくつかを積極的に使った動画が35万回以上再生された経験があります。収益化の設定はオンにしていたので… (ご想像にお任せ)
これについては、以下の記事でも触れています。
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動画編集の経験がなくてもプロっぽく見せることができるのも、mTuber 2 DVのメリットであると思います。
mTuber 2 DVは数多くのモーショングラフィックスがパック(セット)となっていますが、すべてが便利かといったらそうではありません。自分にとって必要なものもあれば、全く使わないものもあるはずです。
この記事では、僕が積極的に使っていきたいと思う「mTuber 2 DV」のモーショングラフィックスを紹介していきます。
お気に入りのモーショングラフィックス(エフェクト)
虫眼鏡エフェクト(Magnifying Glass)
これは映像の一部を拡大・強調したいときに便利なエフェクトですね。
円のサイズや拡大率などを自由に変更できます。
矢印
これもどこかを強調・目立たせたいときに便利なツール。チュートリアル動画では活躍しそう。
方向や線の太さ・色、アニメーションのあり・なし等を変更可能。
YouTube登録&いいねボタンのセット
YouTuberなら積極的に使っていきたいですね。これら以外にも別のパターンがいくつかあります。
SNSアイコン&テキスト(ユーザー名)
YouTube以外のSNSアカウントの宣伝をしたい時に役立ちますね。Twitterだけでなく、InstagramやTikTokといったメジャーなSNSに対応しています。
検索窓
これは特に、視聴者を自社のWebサイトに誘導したい時に便利。
ここまで紹介したようなモーショングラフィックスがあれば、動画編集が楽になるだけでなく、エンゲージメント率を向上させやすくなりそうですね。
mTuber 2 DVは、YouTube動画を頻繁に投稿している方なら、持っておいて損はないかと思います。モーショングラフィックスのクオリティが高く、デザイン性も洗練されているので汎用性が高いですよ。
mTuber 2 DVの購入・インストール・カスタマイズ方法
では、ここからは購入される方に向けた情報をシェアしていきます。
MotionVFXの公式サイトとmTuber 2 DVは日本語非対応となっていて、英語が苦手な方にとっては少しわかりづらいです。ですので、購入・インストール・カスタマイズの3ステップで、わかりやすくお伝えしていきます。
mTuber 2 DVを購入する
- アカウントを既に持っている場合は、メールアドレス(E-mail)とパスワード(Password)を入力して、ログイン(SIGN IN)する
- アカウントを新規で作成する場合は、「CREATE ACCOUNT」をクリックして、アカウント作成ページに進む
※ アカウントの作成は、FacebookやGoogleアカウントと連携して作成することも可能。僕は他のアカウントと連携せずに、MotionVFXの独立したアカウントを持っています。
他のサービスとの連携をせずにアカウントを作成する場合は…
次の3項目を入力します。
- メールアドレス(Email address)
- パスワード(Password)
- パスワードの確認(Password confirmation)
そして、利用規約(CONDITIONS)を確認し、「I ACCEPT CONDITIONS(利用規約に同意します)」にチェックを入れる。
続けて、「CREATE ACCOUNT」をクリックして、アカウントを作成する
決済方法は、次の3つから選択可能。
- Apple Pay
- クレジットカード(カードで支払う »)
- PayPal
海外のサイトでカード情報を入力するのが不安であれば、Apple PayまたはPayPalがおすすめです。
僕はPayPalをよく利用しています。その理由は、世界的に広く使われている電子決済サービスである上に、セキュリティレベルが高く、安心できるからです。
購入が完了したら、「mInstaller」という無料のアプリをインストールします。mInstallerは名前の通り、「インストーラー」で、MotionVFX製のプラグインをインストールするためのアプリです。
mTuber 2 DVを使うためには、mInstallerが必須となっています。これはmTuber 2 DVに限らず、MotionVFXのサイト内すべてのプラグインで共通です。
なんで別のアプリをわざわざインストールしないといけないの?
mInstallerが必須であるメインの理由は、不正利用を防止するためです。このアプリ経由でないと、MotionVFXのプラグインはアクティベーション(有効化)することはできません。そうすることによって、海賊版による被害を防いでいます。
では、mInstallerをインストールしていきます。mInstallerは完全無料ですので、ご安心を。
mTuber 2 DVをインストールする
方法はカンタンで、mTuber 2 DVのセクションにある「Install」をクリックするだけです。
水色の「Install」が灰色の「Installed」に変われば、インストール完了です。これで使用する準備が整いましたので、DaVinci Resolveを起動して、プラグインを使用します。
mTuber 2 DVの使い方(カスタマイズの仕方)
mTuber 2 DVの使い方とはいっても、DaVinci Resolveの通常のプリセット(Macro)の使い方との違いはほとんどありません。
エフェクトライブラリの「タイトル」からmTuber 2 DVのプリセット一覧を確認できます。
※ 一番はじめにご紹介した、虫眼鏡エフェクトは「エフェクト」から見つけることができます。
あとは使いたいプリセットをタイムラインにドラッグ&ドロップして、「インスペクタ」パネルの「エフェクト」からカスタマイズするだけ。
このSNSプリセットの場合は、次の設定を変更できます。
- In Out → アニメーションの始まり・終わりの有無
- Content Controls → コンテンツ(モーショングラフィックス)の操作
- Content Position → コンテンツの位置
- Content Scale → コンテンツの大きさ
- Logo Controls → ロゴの操作
- Logo Type → ロゴの種類(TwitterやInstagramなど)
- Logo Position → ロゴの位置
- Logo Scale → ロゴの大きさ
- Text 01 Controls → 上段テキストの操作
- Font → フォント
- Color → 色
- Font Size → フォント(文字)の大きさ
- Tracking → 文字間隔
- Line Space → 行間(行と行との間の間隔)
- V Anchor → 文字の縦方向の位置
- H Anchor → 文字の横方向の位置
- Title Position → 文字の位置
- Text 02 Controls → 下段テキストの操作
- 調整項目はText 01と同じ
mTuber 2 DVのプリセットはどれも似たような設定項目となっていますので、どれを選んでもカスタマイズは簡単にできるかと思います。