このページは、次のように考えている方におすすめです。
- Artgrid(アートグリッド)のライセンス・著作権について詳しく知りたいな
- Artgridの料金(月額・年額)はいくらなんだろう?
- 他の映像素材サイト・ライブラリと比較して何がいいのかな?
いま世界から注目されているロイヤリティフリー映像素材ライブラリ「Artgrid」(アートグリッド)。
この記事では実際にしばらく使ってみた感想と同時に、Artgridについて詳しくお伝えしていきますね。
ちなみにこの記事の最後あたりでArtgridを2ヶ月分無料で手に入れる方法を紹介しています。
「Artgrid」は、人気急上昇中のロイヤリティフリー音楽ライブラリ「Artlist」が始めた、新サービスです。
※ 当ページはPRを含みます。
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なぜArtgrid(アートグリッド)は大注目されている?
2019年の春にリリースされてから注目され続けている、無制限ダウンロード可能な、サブスク型ロイヤリティフリー映像素材サイト「Artgrid」。
「なんでそんなに注目されてるんだろ」って思って海外のサイトを調べたり、実際に自分で利用してみて以下の3つの特徴にたどりつきました。
- 映像のクオリティの高さ
- どんな用途でも自由に使えるシンプルなライセンス
- 映像素材を単体ではなく、ストーリー(繋がり)として利用可能
Artgridの映像素材はクオリティの高さが半端ない
以下のArtgrid公式の動画を見てみるとわかると思うのですが、明らかにクオリティが高いです。(この動画は全てArtgridの素材で構成されています)
テレビCMに使われていても全く違和感なしのレベルですよね。
先日、僕は実際にいくつかのArtgrid映像素材を使って、インスタグラムとFacebook用の動画広告を作りました。
結果、クライアントから即OKが出ました。
自分で撮影しなくてもよかったのは本当に助かりました。
実際に作った動画をお見せしたいのですが、大人の事情でそれはできません…(申し訳ないです)
登録しなくてもArtgridで利用できるすべての映像素材は公式サイトで確認できますので、ぜひチェックしてみてください。
先日、ジャスティン・ビーバーさんのInstagramアカウントでも、Artgridの素材が使われているのを発見しました。
DaVinci Resolve(動画編集ソフト)の公式サイトでもArtgridの素材が使われています。
どんな用途でも自由に使えるシンプルなライセンス
Artgridの映像素材はどんな用途・プラットフォームでもロイヤリティフリーで自由に利用できます。
もちろん商用利用可。(経験済み)
以下の公式サイトの記述を参考にするとわかりやすいかと思います。
You can use the footage on every platform and medium that exists today as part of a video production. Plus our license will cover mediums that haven’t even been invented yet. This means that film, TV, virtual reality, video games, mobile, etc are all fair game.
(Artgridの映像素材は映像作品の一部として、どんなプラットフォーム・メディアにもお使い頂けます。そして、私たちのライセンスはまだこの世に存在していないメディアさえカバーします。つまり、映画、テレビ、VR、ビデオゲーム、モバイルなど全ての媒体で平等に利用できます。)
Artgrid公式サイトより
こういった記述があるだけで、ものすごく安心しますね。
動画を作る立場として、著作権はしっかり考えないといけない問題ですから。
著作権のせいでよく不安になることもありました。(過去形)
Artgridを使っている限りは、著作権の心配をする必要はないです。
その分、動画制作にもっと時間を使うことができます。
ちなみに、ある有名な映像素材サイトを利用した数名が著作権違反の警告を受け取ったという情報があります。(検索するとすぐ見つけることができるかと)
せっかく作った動画なのに後からそのような連絡が来て、動画を削除しなければいけなくなる事態になったら最悪ですよね。
それがYouTubeだと自分の時間を犠牲にするだけでいいけど、もしそれがクライアント案件だと思うと…
YouTubeのルールなのですが、警告が来た後に、一度だけクレームをつけることができるようになっています。
それでもダメって言われると、強制的に動画が削除されます。そうなったらどうすることもできないかと思います。(経験済み)
トラブルを未然に防ぐために、安心して使えるサービスを利用したいですよね。
Artgridには3つのプラン(後述)があるのですが、どのプランを選択しても、利用できる範囲に変わりはありません。
プラットフォームに制限なくロイヤリティフリーの映像素材として利用可能です。
Artgridを解約しても、契約中に利用にした映像素材は、一生ロイヤリティフリーです。後から請求されることはありません。
公式サイトに明記されています。
Any footage that is downloaded with an active subscription can be used in perpetuity – meaning we will never ask for additional fees in the future or that your video be removed from circulation even after the subscription expires.
(サブスクが有効な時にダウンロードされた映像素材は永久的に使うことができます。つまり、私たちが後から追加料金を請求することは決してありませんし、動画が削除されることはありません。)
Artgrid公式サイトより
どんな用途にも利用可能と書きましたが、以下のような場合は例外としてArtgridの映像素材を利用できません。
- 暴力、憎しみ、ポルノ、わいせつを表現する動画。
- 人種や宗教、性別、性的指向、または国籍に基づいて差別を促す動画
- 脅威、プライバシーの侵害、名誉毀損、その他の不快なコンテンツ
詳しくはArtgridのSupport/FAQsページを参考にしてみてください。
映像素材を単体ではなく、ストーリー(繋がり)として利用可能
映像素材(ストック・フッテージ)を利用するデメリットの1つといえば、他の映像との調和が取りづらいということ。
1つの作品(動画)にいろんな人が撮った映像素材をランダムにポンっと入れても、ストーリー性のある良い作品を作るのはなかなか難しかったりします。
このデメリットを緩和してくれるのが、
Artgridの3つ目の特徴である「ストーリー」。
Artgridでは、映像素材単体としてダウンロードすることはもちろん、ある映像素材に関連する複数の映像素材を見つけてダウンロードすることも可能。
「関連する複数の映像素材」とは、同じ映像クリエイターによって撮影されたもので、それぞれ繋がりがあり、「ストーリー性」があります。
例を見てみましょう。
以下はシェフが赤ピーマンを切っている様子の映像です。
従来の映像素材サイトやライブラリだとそれで終わってしまいそうですが、Artgridはこれで終わりません。
赤ピーマンを切るシーンだけでなく、これに関連する48点の素材が用意されています。
他の野菜を切ったり、味付けしたり、調理したり、盛り付けしたり。
ただ野菜を切るという断片に止まらず、料理の一連の流れ(シーケンス)、ストーリー性が表現されています。
これがあることで、単調な映像の表現の幅をグンっと上げることができます。
また、(撮影者が異なる)関連性のない素材をいくつも探す必要がなくなるので、無駄な時間を省けます。
ストーリーはそれぞれ、3〜100点の映像素材で構成されています。
すべてのストーリーはアルバムのようにわかりやすく整理されていますので、使いやすいなという印象を受けます。
あと、それぞれの映像素材のページには、似たような映像素材・ストーリーの欄もあってかなり便利。
動画の内容によっては、Artgridの映像素材だけで良い動画が作れそうです。
Artgridの3つのプランと料金【それぞれの違いは?】
Artgridには3つのプランがあります。
- Junior
- Creator
- Professional
先ほど書いたように、どのプランでも全ての用途においてロイヤリティフリーで無制限に映像素材を利用できます。
ダウンロードできる数も無制限。
それぞれのプランの主な違いは、
- 解像度(HD, 4K, RAW/LOG)
- コーデック (H.264, ProRes/DNxHR)
の選択肢の違いです。
3つのプランの上記の項目の有無を表にしてみました。
横スクロールできます →
Junior | Creator | Professional | |
---|---|---|---|
HD | ◯ | ◯ | ◯ |
4K | ◯ | ◯ | |
*RAW/LOG | ◯ | ||
H.264 | ◯ | ◯ | ◯ |
ProRes/DNxHR | ◯ | ◯ |
料金は以下の通りです。
- Junior = $239.9/年 ($19.99/月)
- Creator = $359.9/年 ($29.99/月)
- Professional = $599/年 ($49.92/月)
上記の画像やウェブサイトでは、月額で大きく表示されていますが、お支払いは1年ごとのみとなっています。
「うわ、高っ!」って思うかもしれませんね。僕も最初そう思いました。
でも、Artgridレベルの映像素材は単品だと数千円~数万円掛かったりすることを考えると破格だと思います。(Shutterstockを見ると映像素材の相場がわかりやすいです)
Artgridの場合は、素材を月に2~3回程度のペースで使っても元は取れそうです。
朗報
Artgrid2ヶ月分が無料になる方法があります。
言い換えれば、Juniorプランであれば、$39.98
Creatorプランであれば、$59.98
Professionalプランであれば、$99.84
節約可能ということになります。
下のボタン(リンク)経由で登録するだけで、この特典を受け取れます。
- この記事を執筆した時点では特典は有効ですが、ポリシーの変更により無効になっている可能性があります。有効な場合はリンク先のページで「+2 months free」と表示されているはずです。
- この特典は、12ヶ月分の料金で14ヶ月間利用できる特典です。
Artgridの口コミ・評判
最後に、当メディアが独自に集めた口コミ・評判をいくつかご紹介します。※ 無断転載・無断使用はご遠慮ください
私はYouTubeで雑学解説系の動画をつくっているのですが、そのときに挿入する映像をArtgridから使わせてもらっています。
良いところは、まず映像のクオリティが高いので自分の動画に入れるだけでも一気にプロっぽい仕上がりになることです。
さらに映像の素材を一つ見つけると、その素材の前の映像、あとの映像などが関連付けて表示されるのも便利でした。
– 20代男性
友達から、とにかく使いやすいし素材のクオリティが高いと勧められたのがArtgridを知ったきっかけでした。
映像の素材を単体ではなくストーリーとして繋がるように利用できることに満足しています。
作品を作る時、それぞれ異なる人が撮った映像の素材を組み合わせても繋がりのある映像を作るのは厳しいのですが、Artgridは同じクリエーターが撮影した複数の映像素材を見つけてダウンロードができるので、ストーリー性のあるレベルの高いものが作れるので気に入って使っています。
– 40代女性
動画を制作する際に、自分では撮りに行けないようなものを使いたいときや、こういうものが欲しいけどそこまでレベルはこだわらないというとき、時間がないときに、求める映像を簡単に手に入れられるのは大きい。
決して安いとは言えない金額だが、ジャンル分けがしっかりされているので、短時間で自分の求める映像を見つけられることも多く、そこにかける時間や手間を省けたと考えれば、メリットは大きいと感じた。
– 30代女性