このページは、次のように考えている方におすすめです。
- Soundstripe(サウンドストライプ)を使ってみたいけど英語が苦手… 使い方を日本語で丁寧に解説してほしいな
- 無料で音楽をダウンロードできる試用版ってあるの?
- Soundstripeってスマホで使えるの?
- Soundstripeをビジネス用に使いたいから領収書がほしい。どうやったらもらえるのだろう?
「Soundstripeってそこそこ人気があるのになぜか使い方の情報が全然ないじゃん…」
僕がSoundstripeを使い始めた頃、このように感じていました。
日本語の情報はほぼゼロ。英語の情報であってもSoundstripeの使い方を網羅しているサイトや動画は見つかりませんでした。
その影響でSoundstripeを使いこなすまでに少し時間がかかった経験があります。「他の人には同じような経験をしてほしくない、良いサービスなんだから気軽に使い始めてほしい」という思いでこの記事を書くことにしました。
この記事ではSoundstripeの使い方に関する情報をたっぷり詰め込んでいます。登録や支払い方法、ダウンロードのやり方、便利な機能など。
※ 当ページはPRを含みます。
残念ながら、現時点ではSoundstripeには試用版がないので無料でプレビュー曲や動画素材をダウンロードすることはできません。
一応、無料でアカウントを作成することはできますが、できることは特にありません。アカウントを作るだけでサンプルとして数曲もらえたりはしますが。
音楽の試聴や動画素材(映像素材)のブラウジングはアカウント登録をしなくてもできます。
クリックできるもくじ
まずはSoundstripeの登録と支払い方法から
Google または Apple のアカウントを使用してログインできますが、僕のおすすめの方法は「メールとパスワード」を使用する方法です。あとで Google や Apple のアカウントを変更したくなった時にめんどくさいので。
- First Name (名)
- Last Name (姓)
- Email(メールアドレス)
- Password(パスワード)
- Create Account(アカウント作成)
By creating an account you agree to Soundstripe’s Terms of Use and Privacy Policy and are at least 16 years of age or older.(アカウントを作成することにより、Soundstripeの利用規約およびプライバシーポリシーに同意し、16歳以上であることが条件となります。)
Billed Yearlyは年払い、Billed Monthlyは月払いです。Soundstripeでは年払いの方が断然お得となっています。
支払い方法は「クレジットカード、デビットカード、PayPal」から選択可能です。
カードを選択する場合は以下を入力します。
- Card Number (クレジットカード番号)
- MM/YY CVV (カードの有効期限とCVV [月/年 裏面記載の番号])
- Country(居住地国)
Company(会社)の欄は任意です。
お得なクーポンあり
ここまで入力が終わったら、「Have a discount code?」に注目してみてください。
ここをクリックするとクーポンを入力できるようになります。
クーポンコード「JAPAN10」を適用すると、なんと料金が10%OFFになります!
これでSoundstripeの素材がダウンロードし放題、使い放題です!
次にSoundstripeの曲や効果音のダウンロードの方法を解説していきますね。
と、言いたいところですが、まずはトップページに表示されているメニューやレイアウトについて少し触れていきます。
Soundstripeのトップページをサクッと探索してみる
トップページを開くと以下のように表示されているはずです。※ アップデートにより若干異なる場合があります
パッと見てもどこから始めればいいのかちょっと迷ってしまうかもしれませんね。
1つずつ見ていきましょう。
このエリアからはSoundstripeからの最新のニュースや特集、アップデート情報などを確認できます。
この画像内では、新しくなったタグとフィルター(絞り込み)機能のお知らせが表示されています。
このエリア内の右上にある「View All」をクリックすれば一覧を表示できます。
テーマによって細かく分けられているので、自分のコンテンツの内容に合った音楽を見つけやすいです。
Soundstripeでは毎月250〜500曲追加されています。
ページを下にスクロール(移動)すると、スタッフによって作成された動画素材のプレイリストも確認できます。
「View All」をクリックすることで全ての動画プレイリストを閲覧可能。
動画プレイリストの隣では、おすすめのSFX(効果音・環境音)も確認できます。
個人的には、素材を探し始める場合は、ここに表示されているメニューをクリックして始めることが多いです。
- MUSIC(楽曲一覧)
- VIDEO(動画一覧)
- SFX(効果音一覧)
- PLAYLISTS(自分だけのプレイリストのページ)
とりあえず、今から音楽を探すことを前提に、メニュー内の「MUSIC」をクリックして楽曲一覧ページを開いてみましょう。
>> 楽曲一覧ページはこちら
Soundsripeの曲や効果音のダウンロードの方法
まずは基本的なダウンロードの流れを解説していきますので、まずは最初に表示されている曲をダウンロードしてみます。
サウンドウェーブ(音の波形)の左にある小さなアイコンをクリックすればStemを表示できます。
Soundstripeでは1プロジェクトごとに使用する曲のライセンスを取得する必要があります。(Single-use license)
ここでは2つの情報を入力&選択する必要があります。
1つ目は「プロジェクト名」の入力。(What is the name of your project?)
例えば、「メロンパンの作り方」というYouTube動画用に音楽を使うなら、プロジェクト名は「メロンパンの作り方」でOKです。
2つ目はコンテンツ(動画など)はどんな用途・目的で使うのかを選択します。(What type of content are you needing a license for?)
YouTube動画なら「Social Media/YouTube Content」を選択します。
これら2つが完了したら「GENERATE LICENSE(ライセンスを生成する)」をクリックします。
ライセンスを取得したら以下の画像のようなダウンロード画面が自動的に表示されます。
ここでダウンロードしたい曲の右にあるファイル形式(MP3 または WAV)をクリックすればダウンロードが開始されます。
「DOWNLOAD STEMS」をクリックすれば全てのStemを一括でダウンロードできます。
曲名の横に「Primary」と書かれているものがメイン(フルバージョン)の曲となっています。
これでひとまずは音楽のダウンロードが完了。
ここからは、音楽や効果音を探す時に活躍する便利な機能を詳しく解説していきます。
それらを知っておくことで曲探しの時間を大幅に短縮できるので必読。
この記事をサッと最後まで読むだけで何時間、何十時間と節約できると思います。
音楽や効果音を探す時に活躍する便利な機能(+それらの使い方)
フィルター(絞り込み)機能を使って作業効率アップ!
現時点で、Soundstripeには5,000曲以上あります。
そして毎月250~500曲追加されていますので、もしフィルター機能がなかったら地獄。
必ず使いましょう。
楽曲一覧ページの左側をみてみると、絞り込みができる項目の一覧が表示されているのを確認できます。(それぞれの項目をクリックすると、細かい絞り込み項目を表示可能)
絞り込み項目の一覧は以下の通りです。
- MOOD(ムード、気分)
- CHARACTERISTIC(特徴、特性)
- GENRE(ジャンル)
- ENERGY(エナジー、エネルギー)
- INSTRUMENT(楽器)
- KEY(キー)
- ARTIST(アーティスト)
- PLAYLIST(プレイリスト)
- VOCALS/INST(ボーカルあり/なし、両方あり)
- DURATION(長さ)
- BPM(テンポ)
- ADVANCED(高度な絞り込み)
さらに、それぞれの項目内の「細かな項目」を日本語訳付きでまとめてみました。(必要のない項目は除く)
クリックすると開けるようになっています。
MOOD(ムード、気分)
- Angry(怒り)
- Calm(穏やか)
- Chill(のんびり、落ち着き)
- Fun(楽しい)
- Happy(ハッピー)
- Hopeful(希望)
- Inspiring(鼓舞、インスパイア)
- Quirky(奇抜)
- Reflective(反射、リフレクティブ)
- Romantic(ロマンティック)
- Sad(悲しみ)
- Scary(恐怖)
- Suspenseful(サスペンス、はらはら)
CHARACTERISTIC(特徴、特性)
- Atmospheric(良い感じの雰囲気)
- Beautiful(美しい)
- Building(建物)
- Chaotic(雑然、混沌)
- Dancey(ダンス感)
- Dark(暗い)
- Dreamy(夢っぽい)
- Droning(単調、モノトーン)
- Dynamic(ダイナミック)
- Intense(強烈な)
- Minimal(ミニマル)
- Retro(レトロ)
GENRE(ジャンル)
- Acoustic(アコースティック)
- Blues(ブルース)
- Classical(クラシカル)Orchestral(オーケストラ)
- Country(カントリー)Bluegrass(ブルーグラス)
- Traditional Country(伝統的なカントリー)
- Western(西洋)
- Electronic(電子音楽)8-Bit
- Dub Step(ダブステップ)
- EDM
- Synthwave(シンセウェイブ)
- Folk(フォーク)
- Hip Hop(ヒップホップ)Lo-Fi(ローファイ)
- Rap(ラップ)
- Indie(インディー)
- Jazz(ジャズ)Big Band(ビッグバンド)
- New Orleans / Dixieland(ニューオリンズ / ディキシーランド)
- Pop(ポップ)
- R&B(リズム&ブルース)Funk(ファンク)
- Rock(ロック)Classic Rock(クラシカルロック)
- Metal(メタル)
- Punk(パンク)
- Southern Rock(サザンロック)
- Soundtrack / Cinematic(サウンドトラック / シネマティック)Ambient(アンビエント)
- Corporate / Jingle(コーポレート / ジングル)
- Epic(エピック、壮大、英雄的)
- Score(スコア、総譜)
- Soundscape(サウンドスケープ、音風景)
- Underscore(アンダースコア、背景音楽)
- World(ワールド)African(アフリカ)
- Bollywood(ボリウッド)
- Caribbean(カリビアン)
- Celtic(ケルト)
- East Asian(東アジア)
- Latin(ラテン)
- Middle East(中東)
- Reggae(レゲエ)
- Tribal(民族、部族)
ENERGY(エナジー、エネルギー)
- Very Low(超低め)
- Low(低め)
- Medium(普通)
- High(アゲアゲ)
INSTRUMENT(楽器)
- Accordion(アコーディオン)
- Acoustic Piano(アコースティック・ピアノ)
- Ambient Tones(アンビエント・トーン)
- Banjo(バンジョー)
- Big Drums(ビッグドラム)
- Electric Piano(電子ピアノ)Organ(オルガン)
- Rhodes(ローズ・ピアノ)
- Electronic Drums(電子ドラム)
- Guitar(ギター)Acoustic Guitar(アコースティック・ギター)
- Electric Guitar(エレキ・ギター)
- Steel Guitar(スティール・ギター)
- Harmonica(ハーモニカ)
- Horns(ホルン)Saxophone(サックス)
- Percussion(打楽器)Bells(ベル)
- Claps / Snaps / Stomps(クラップ / スナップ / 足踏み)
- Xylophone / Mallets (木琴 / マレット)
- Strings(弦楽器)Cello(チェロ)
- Violin(ヴァイオリン)
- Synth(シンセサイザー)
- Ukulele(ウクレレ)
- Upright Bass(アップライトベース)
- Whistling(口笛)
- Woodwinds(木管楽器)
ADVANCED(高度な絞り込み)
- Hide Previously Licensed(過去にライセンスを取得した曲を非表示)
- Show Only Stems(ステムのみ表示)
では実際に曲を絞り込んでいきます。
単純ですが、MOOD → Happy で絞り込むと、ハッピーな曲のみが表示されます。
絞り込みの項目は1つだけでなく複数選択することもできます。
そうすることで、さらに細かく絞り込めます。
例えば、Happy(ハッピー)+ Country(カントリー音楽) + High(エネルギー高め)の組み合わせができます。
実際に試してみると気づくと思いますが、Soundstripeの絞り込み機能の精度の高さは抜群!
これは僕がSoundstripeを気に入っている理由の1つです。
並べ替えはページ右上からできます。
- Most Popular(人気順)
- Most Recent(新着順)
SFX(効果音・環境音)の場合も同様に左側から絞り込むことができます。
既存のプレイリストから曲を探す
既存のプレイリスト(スタッフによって作成されたプレイリスト)の一覧は、ページ上部にある「PLAYLISTS」からアクセス可能です。
右方向(➡︎)にスクロールすれば、1つのカテゴリー内のプレイリストをさらに表示できますし、
下方向(⬇︎)にスクロールすれば、いろんなカテゴリーのプレイリストをみれます。
僕の場合は、絞り込み検索してもなかなかしっくりくる曲が見つからない時にプレイリストを使うことが多いです。
たまにプレイリストからインスピレーションを受けて動画を作り始めることもあります。
例えば、「Cinematic(シネマティック)」のプレイリストを再生して、風景・ショットタイプを思い浮かべたり。
プレイリストは、「楽曲一覧ページ」の左側からも探せます。
ここには検索機能が備わっているので、例えば、結婚式の動画用の音楽を探している場合、「Wedding」と打ち込めば、ウェディングにピッタリのプレイリストを見つけられます。
他にも、Cooking、 Workout、 Vlog、 Drive、 Sport などのキーワードはなかなか使えそうです。
自分のプレイリストの作成方法と使い方
プレイリストは自分でも作成できます。
プレイリストの作成と曲の追加の方法は3つ。
- 「MY MEDIA」内の「PLAYLISTS」から
- 各曲の再生エリアの右側の「・・・」から
- キーボードの「P」キーから
まずは、1つ目の方法から解説していきます。
プレイリストを誰かとシェアする場合は、プレイリストを「Shareable」に設定しておく必要があります。
2つ目の方法は以下の通りです。
3つ目の方法はキーボードの「P」キーから。
追加したい曲がハイライトされている状態で「P」を押せば、「プレイリストに追加画面」が表示されます。
そこからは先ほどと同じ手順です。
お気に入りの曲を保存する方法
個人的にはプレイリストに曲を保存しておく方が好きですが、お気に入りの曲を「お気に入り一覧ページ」に保存しておくことも可能です。
その方法は簡単。
追加したい曲の再生エリアの右側の「Add To Favorites」をクリックするだけでお気に入りに追加完了です。
お気に入り一覧ページへは「MY MEDIA」→「Favorites」の順で飛べます。
キーボードショートカット(Hotkeys)で簡単時短しよう
Soundstripeではキーボードショートカット(Hotkeys)を曲探しの時に使うことができます。
キーボードショートカットを使うだけで曲探しの効率が爆上がりしますので、使うことをおすすめします。
以下がキーボードショートカットの一覧です
- 曲の再生/一時停止… スペースキー
- 次の曲… →(右矢印)または ↓(下矢印)
- 前の曲… ←(左矢印)または ↑(上矢印)
- 15秒進む… >
- 15秒戻る… <
- 曲をお気に入りに追加(または削除)… F
- プレイリストに曲を追加… P
Premiere Pro プラグイン(アドオン)のインストール方法
Soundstripeには、Premiere Proのプラグイン(アドオン)版があります。
もちろん追加料金なしで使えますよ。
プラグインを追加するだけで、Soundstripeのブラウザ版と同じような感じで、Premiere Proの編集画面上で曲探しをすることが可能となります。
ここではSoundstripeのプラグインをPremiere Proに追加する方法を解説していきます。
※ SoundstripeとAdobe CCにログインしておいてください
※ もし上手くいかない場合はPremiere Proまたはパソコンを再起動してみる
「Soundstripe」と書かれたタブをクリック&ドロップすればOKです
覚えておきたいSoundstripeの豆知識
Soundstripeの解約・自動更新停止の方法
Soundstripeでは以下の手順で簡単に解約・自動更新の停止ができます。
注意書きの通り、サブスクリプションをキャンセルした場合は「作成したプレイリスト」と「お気に入り」が削除されてしまいます。
再度契約する場合、Soundstripeが今後値上がりしても、今のサブスクリプションの料金ではなく、値上がり後の価格で支払いする必要があります。
領収書の発行・ダウンロードの方法
領収書が必要な場合、先ほどの「Billingページ」内の「View Billing History」をクリックして、
続けて「Download」をクリックすれば発行・ダウンロードができます。
曲の歌詞を確認する方法
歌詞がある曲は、楽曲一覧ページから曲名をクリックして、
「楽曲ページ」内の「LYRICS」をクリックすれば、歌詞を確認できます。
Soundstripeのダークモード(Dark Mode)
「俺は暗い画面の方がテンション上がるし集中力も高まるんだ!」という場合は、ページ右上の方からダークモードに切り替えてみてください。
Soundstripeはスマホでも使える?
Soundstripeはモバイルアプリ版もあります。
iOSとAndroid、両方に対応しています。