このページは、次のように考えている方におすすめです。
- Soundstripe(サウンドストライプ)の著作権・ライセンスについて知りたいな
- Soundstripeの音楽や効果音、動画素材は商用利用可能?
- どのプランを選べばいいんだろう…
アメリカ発のロイヤリティフリーの音楽+動画素材サイト「Soundstripe」。
Soundstripeを使い始めてからしばらく経ったので、実際に使ってみた感想を含めて詳しい情報をここで共有していきます。
この記事の大まかな内容は、以下の通りです。
- Soundstripeの特徴
- 良い点と残念な点について
- 著作権とライセンス
- 各プランの内容と料金の違い
以前は、Soundstripeでは音楽とSFX(効果音・環境音)素材のみ扱っていたのですが、2020年10月に動画素材(映像素材)が追加されました!
※ 当ページはPRを含みます。
クリックできるもくじ
Soundstripe(サウンドストライプ)はハイクオリティの音楽&動画の宝庫!
Soundstripe(サウンドストライプ)とは、ロイヤリティフリーの音楽+動画素材を定額で無制限にダウンロードできるサイトです。
ロイヤリティフリー(Royalty Free)とは、事前に取り決められた使用許諾範囲内であれば、知的所有権に関する追加の使用料の発生が免除されている著作物や技術のこと。
以下の動画を見れば、どんなサイトなのかイメージがわくかと思います。
Soundstripeは3人のプロのミュージシャンによって作られたサイト(サービス)で、利用できる音楽はプロによる厳しい審査を通過した音楽のみ。
そのため、Soundstripeの音楽は安定してクオリティが高くなっています。これは音楽に関しては素人の僕でも一瞬でわかるほど。
とは言っても言葉じゃ表現が難しいので、ぜひ一度、Soundstripeの公式サイトで試聴していただきたいです。
「BROWSE LIBRARY」をクリックすると曲の一覧を表示できるかと思います。
そのクオリティの高さから、世界の大企業(アマゾン、 マイクロソフト、テスラ、フォルクスワーゲンなど)から信頼を得ています。
動画に使うとか関係なく、普通にドライブとか筋トレ中に聴きたいレベル。
動画素材のクオリティに関しては、全てプロの映像クリエイターが”バカ高い”カメラ・機材を使って撮影されているので申し分ないです。
また、Soundstripeのストック動画素材は8Kまでに対応しています。
現時点では8Kが必要になる機会なんてほとんどないですし、Soundstripeでは8K素材は4K素材と比較すると極端に少ないですが….
ただ、Soundstripeの凄いところは、全ての動画素材がRAW / Logに対応していること。
カラグレをしたい方には嬉しいですね!
Soundstripeは優れた機能が満載!
ここからはSoundstripeの優れた機能・特徴をまとめて紹介していきます。
それらのおかげで音楽・動画探しの時間が大幅に短縮可能となっています。
Soundstripeと他の音楽素材サイトを比べると、お気に入りの曲を見つけるまでの時間に大きな違いがあることに気づきました。
Premiere Proのプラグイン(アドオン)が最高
このプラグインを追加するだけでPremiere Proの編集画面から直接音楽を探して、試聴したり、ダウンロードすることができます。
Premiere Proとブラウザを行ったり来たりする手間が省けるので、音楽探しの効率がグンっと上がります。(これは究極の時短)
Premiere Proで動画編集をしているならSoundstripeは良い相棒になること間違いなしですね。
曲の「Stem(ステム)」が豊富で使いやすい
Stem(ステム)とは、ある1曲のフルソングから特定の要素を切り取ったものです。
例えば、以下の画像では「I Won’t Ever Let You Down」という曲のStemの一覧が表示されています。
画像を見てみると、「I Won’t Ever Let You Down」という1曲のフルバージョンだけでなく、以下のようなバージョン(Stem)も利用できるようになっています。
- リードボーカル(5パターン)
- 楽器(5つのパターン)
- コーラス(5つのパターン)
Stemの長さも1つだけではなく複数となっています。(3分27秒、24秒、47秒…)
Stemがあるおかげで、知識ゼロでも音楽を動画に合わせやすくなっています。
他の音楽素材サイトにもStemはあったりするのですが、これだけバラエティ豊富なStemを提供しているサイトは見たことがありません。
検索機能がめっちゃ正確
Soundstripeを使ってみて地味に助かっているのが「絞り込み検索機能」の正確さ。
Soundstripeでは、かなり細かく絞り込んで曲を検索できますし、絞り込んだ結果が正確!(これは本当に気持ちいい)
例えば、「ムード」を「Happy」に絞り込んだらハッピーな感じの曲のみが表示されます。
そして、ジャンルやエナジー(エネルギー)の絞り込みを追加すれば、さらにピンポイントで曲を表示することができます。
他のサイトにも同じ機能はありますが、Soundstripeは精度がバツグン。
気持ちよく「バシッと」求めている曲が表示されます。
このおかげで曲探しの時間を大幅に短縮できます。
動画編集の経験がある方なら、これは超重要だということが分かるかと思います。
Soundstripeでは利用できる曲数が7,500曲以上あり、毎月250~500曲ずつ追加され続けています。
検索機能がちゃんとしてないと悪夢ですよね。
Soundstripeではその点においては心配不要です。
サイトのデザインがミニマルでおしゃれ
Soundstripeのサイトのデザインは超スッキリしていて無駄が一切なし。
ミニマリストに好まれそうなデザイン。
このデザインのおかげで、高速で曲探しができ、作業の効率化を図ることが可能です。
あと、サイト自体が軽いなと感じます。(サクサク動いて気持ちいい)
使っていてストレスは一切感じません。
プレイリストが便利
Soundstripeでは、毎週、テーマに沿って集められた曲のプレイリストがスタッフによって作られます。
例えば、ファミリーやカップルのVlog用の音楽を探しているとします。
そんな時に、「Family Films」というプレイリストをチェックすれば、ぴったりの曲が簡単に見つかります。
他では見つけることができないユニークな曲が満載(+安心)
ロイヤリティフリーの音楽素材サイトで利用できる曲の権利(著作権)は、そのサイトが完全に保持しているわけではなく、制作者であるミュージシャンにも帰属している場合が多いです。
そして、そういったサイトは、楽曲を提供しているミュージシャンに、別の音楽素材サイトでも同じ楽曲の提供をすることを許可していることがよくあります。
その曲、他のサイトにも提供していいよ。
何が言いたいかというと、ミュージシャンが複数の音楽素材サイトで同じ曲を提供することで、楽曲の独自性が失われてしまうということ。
また、他のトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
例えば、あなたがサイトAの登録者で、「I love you」という曲を動画に使ったとします。
もし、その曲の制作者が他の音楽素材サイト(サイトB)でも同じ曲を提供していたとすると、サイトBが間違えて、あなたの動画に違反通告してしまう可能性があります。
君、うちのサイトの登録者じゃないよね?今すぐその音楽の使用中止してね
もちろん、両サイトにその事情を説明すれば問題は解決すると思いますが、一時的に公開停止となり、その間収益が得られないという場合も考えられます。
こういった点においては、Soundstripeは他の動画素材サイトと比較すると優れています。
なぜなら、Soundstripeで利用できる曲の50%以上はSoundstripeが完全に権利を保持していて、将来的には100%になるように進めているからです。(公式ブログにて明記)
僕が個人的に調査した結果ですが、他の人気の音楽素材サイトではこの動きはないようです。
説明が長くなってしまいましたが、Soundstripeの音楽はユニーク性が抜群で、安心して使うことができます。
モバイルアプリがある(Android と iOS に対応)
スマホまたはタブレット端末(iPadなど)で動画編集している方にとっては朗報ですね。
Soundstripeの公式モバイルアプリを使うことで、ブラウザ版と比較すると高速で「曲探し」「ダウンロード」「動画編集ソフトへの取り込み」が可能となります。
Frame.ioのインテグレーションがある
Frame.ioとは、作成中の動画をチーム(複数名)でタスク管理・共有することができる便利なツールです。
Frame.ioに作成中の動画をアップロードすれば、オンライン上でチーム全員がその動画のプレビューを見れたり、チャット等をすることができます。
例えば、
0:43のテロップ間違ってるよ!
と簡単に指摘できたり。
Soundstripeでは、Frame.ioに直接、プレビュー曲を送ることができる「Frame.ioインテグレーション」という機能が備わっています。
インテグレーション(integration)は「統合」という意味です。
お財布に優しい!Soundstripeのプランと料金
Soundstripeのプランを料金と一緒に、表にしてまとめてみました。
横スクロールできます →
プラン名 | プラン内容 | 料金 |
---|---|---|
Creator | 音楽&SFX | $119/年(1ヶ月あたり$9.99) または$14.99/月 |
Pro | 音楽&SFX | $239/年(1ヶ月あたり$19.99) または$29.99/月 |
Pro Plus | 音楽&SFX&動画素材 | $399/年(1ヶ月あたり$33.99) または$54.99/月 |
「Creator」と「Pro」の主な違いは、素材を使える範囲(ライセンス)の違いです。詳細は後述します。
「Creator」を見てみると年払いの場合、1ヶ月あたり9.99ドル(1,400円くらい)と、業界最安レベルの料金となっています。
Soundstripeの音楽は前述した通り、世界的企業から信頼を得るほどのハイクオリティ。
ほんの数年前まではCMで使われるレベルの曲は使用料が、1曲で数万~数十万というのが当たり前でした。(って実際いまも大体の場合はそうだと思います)
それが、119ドルで7,500曲以上が1年間使い放題。
価格破壊が起きてるじゃないですか、Soundstripeさん….
心配になってしまうレベルです。
ここで記載した価格は執筆時点の価格です。現在とは異なる可能性がありますので、一度公式サイトの「Pricing」ページで確認することをおすすめします。
Soundstripeはどんな用途に使える?著作権とライセンスについて
前述した通り、「Creator」と「Pro」ではライセンス内容が異なります。
「Creator」プランのライセンス
「Creator」プランは簡単にいうと、YouTubeやSNSで活躍するクリエイター向けのプランとなっています。
またポッドキャストでの使用も許可されています。
YouTubeに関しては、「1チャンネルまで」という制限がありますので、複数チャンネルを運営している場合は、別のプランを選ぶ必要があります。
「Pro」&「Pro Plus」プランのライセンス
「Pro」と「Pro Plus」に関しては、特別な使い方をしない限りは、商用利用可能で、自由に使うことができます。
っていうと「特別な使い方ってなんだよ」って思いますよね。
以下の場合においてはSoundstripeの素材は使うことができません。
- ポルノ、わいせつを表現するコンテンツ
- ライブパフォーマンス
Soundstripeの公式サイトによると、この2点が禁止の対象となっています。
なので、YouTube(収益化OK)、SNS、ウェディングムービー(結婚式の動画)、ウェブの動画広告などにおいては問題なく使えます。
「Creator」プランより料金が高い分、使用できる範囲が広いですね。
著作権の問題って複雑ですし、最近だんだんと規制が厳しくなってきているので、このようにシンプルなのは助かります。
僕にとっては、このシンプルなライセンスがSoundstripeを使い始める大きな決め手となりました。
後から著作権のトラブルに巻き込まれるのは絶対に避けたいので。
テレビ放映用に音楽を使用する場合は、 Cue Sheet(キューシート)の提出が必要です。詳細は、Soundstripeに問い合わせてみてください。
僕が思うSoundstripeの2つのデメリット
日本語に対応していない
もうお気づきだと思いますが、Soundstripeのサイトはすべて英語で書かれています。
そして、カスタマーサポートも英語対応。
英語に苦手意識があるとハードルが高く感じますよね…
でも実は、Soundstripeは英語が苦手でも問題なく使えます。
難しい文章を読む必要はないですし、先ほど述べたようにサイトのデザインはシンプルで、曲探しからダウンロードまで、直感的に使うことができます。
あと、以下の記事ではSoundstripeの使い方を網羅してありますので、これを読むだけで使いこなすことができるようになりますよ。
個人的な意見なんですけど、日本語に対応していないっていうのはメリットでもあると思います。
なんでかっていうと、日本語に対応していないという理由で、日本の利用者が少なく、音楽や動画素材が被ることはほとんどないから。
誰かと素材が被るのって、街を歩いていて自分と同じ服を着ている人と出会う時のように気まずいです。
ユニーク性を求めるなら、Soundstripeは穴場ですよ。
コンテンツごとにライセンスを取得しないといけない
Soundstripeでは素材を使う度に、その素材を使うためのライセンスを取得する必要があります。
上の画像の通り、素材を使う前に「プロジェクト名の入力」と「コンテンツのタイプ・用途の選択」をする必要があります。
例えば、YouTube動画で「Head In The Clouds」という曲を使うとします。
その場合、プロジェクト名はその動画のタイトル(またはプロジェクト名)を入力、コンテンツのタイプは、Social Media/YouTube Contentを選択する必要があります。
これをすることでライセンスを取得でき、「Head In The Clouds」をダウンロード&使えるようになります。
同じ曲を別の動画で使う時は、また同じようにライセンスを取得する必要があります。
「なんでわざわざこんなことする必要があるの?」って思いますよね。
それは、自分のコンテンツを著作権違反と判断されないようにするためです。
前半でも述べましたが、著作権に対する規制はだんだんと厳しくなっています。
YouTubeなどの大きなプラットフォームではAIで著作権違反かどうかを判断しています。
AIによる判断は完璧ではありません。
また、人為的による判断でも勘違いによって著作権違反の警告を出してしまう場合があります。
もし自分のコンテンツに対して著作権違反の警告が来た場合、しっかりとライセンスを持っていれば、それを提出するだけで簡単にトラブルを防げます。
自分は正しく、違反はしていないことを証明できます。
なので、ライセンスを取得する必要があります。
とは言っても、毎回ライセンスを取得するのはめんどくさいですけどね。
「自分自身を守るためには仕方がないことだ」と割り切っています。
Soundstripeのよくある質問
ここからは公式サイトのFAQ(よくある質問)からいくつか抜粋して紹介しますね。
僕が個人的に「これはOK」「これはダメ」って言ってもあんまり説得力がないので。
もしメンバーシップ会員をキャンセルすると、(既に取得した)ライセンスはどうなりますか?
サイトからダウンロードしたすべての曲は、永久的にライセンスでカバーされます。つまり、会員である期間中に曲をダウンロードし、その曲をプロジェクトに使用した場合、その曲は法律的に一生ライセンスは切れることはありません。アーメン。
会員ではなくなった場合、新しいプロジェクトでSoundstripeの曲を使用することはできません。
一度曲をダウンロードすれば、複数のプロジェクトにその曲を何度も使うことはできますか?
私たちはシングルユースライセンス(1曲につき、1プロジェクトのライセンス)を提供しているため、追加のプロジェクトで曲を使う場合は再度ライセンスを取得する必要があります。
いつでも(プランの)キャンセルはできますか?返金を受けることはできますか?
いつでもキャンセル可能です。ただし、サブスクリプションの更新日までにキャンセルすることは、あなたの責任です。キャンセルの失敗(キャンセルのし忘れ)の場合は返金を受けることはできません。
キャンセルする場合、使っていない期間の分の計算をして、その分のみの返金することはできません。ただし、返金を受けるべきであると誰もが思う場合は、その都度、精査します。
Soundstripeの曲を使って新たな曲を作ることはできますか?
いいえ、できません。 サイトにあるすべての曲は、著作権で保護されています。(著作権を放棄したわけではない)
全体的に曲を変更することは禁止されています。(ボーカルを入れたり楽器を追加したり)
しかし、曲を短くしたり、ループさせたり、フェードさせてプロジェクトに合わせるために編集することは可能です。
Soundstripeの音楽は「ロイヤリティフリー」という扱いになっています。
「ロイヤリティフリー」とは、簡単に説明すると、著作権を放棄してはいないが利用規約の範囲内でなら自由に使えるということです。
「ロイヤリティフリー」の場合は、必ず決められたルールがありますので、利用規約を必ず読むようにしてください。
Soundstripeは間違いなく優良サイト
Soundstripeはアメリカ発のサイトであり、英語で書かれているので不安はあるかと思います。
ただ、先ほど述べたようにSoundstripeは世界的に有名な大企業から信頼されているサイトです。
そして、プロのミュージシャンによる厳しい審査を通過した質の高い曲を、使い放題かつ格安で利用できます。
また動画素材も申し分ないレベルに選び抜かれています。
価格以上の価値はあると思いますので試してみてはいかがでしょうか。
お得なクーポン情報
料金が10%OFFになるクーポンがあります。
決済ページで「JAPAN10」と入力するだけで10%OFFが適用されます。