このページは、以下のような疑問や悩みを解決できる記事です。
- Artlist(アートリスト)を使ってみたいけど、パソコンを持ってない… スマホだけでも使えるのかな?
- ダウンロードした音楽を動画編集アプリに取り込む方法がわからない
- Artlistの登録方法や素材の効率的な探し方が知りたい
この記事ではArtlist愛用歴5年の僕が、スマホだけを使ってArtlistを使いこなす方法を解説していきます。
Artlistの登録・ダウンロード方法はもちろん、ダウンロードした素材を動画編集アプリに取り込む方法もご紹介します。音楽や効果音を効率的に探す方法もあり。
今回は次のデバイス、ブラウザを使用してデモを行います。
デバイス: iPhone
ブラウザ: Google Chrome(アプリ)
PC版のArtilstをお使いの場合は、以下の記事をご覧ください。
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※ 当ページはPRを含みます。
もくじ
Artlistの会員登録(+お支払い)方法
Artlistには無料会員も存在しますが、”プレビュー曲”または”プレビュー映像素材”のみダウンロード可能で、それらはウォーターマーク(電子透かし)が入っているため、使いものになりません。
ですので、ここでは「有料会員の登録方法」として進めていきます。
もし無料会員から始めたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
では、登録方法から解説していきます。
- 年払いのプラン(年間サブスクリプション)のみ対象
- 特典は初年度のみ(無料お試しではなく2ヶ月延長・・・12ヶ月の料金 → 14ヶ月利用可能)


Googleアカウントをお持ちの場合は、そのアカウントと連携して、Artlistアカウントを作成できます。
その場合、新たなArtlist専用パスワードを設定する手間が省けます。
僕は、どちらとも連携せずに、Artlistアカウントを作成しました。その理由は、将来何らかの理由で、Googleアカウントを削除または変更する可能性があるからです。
連携せずにアカウントを作成する場合は、次の3つの項目を入力します。
- Full Name(フルネーム)
- Email(メールアドレス)
- Password(パスワード)
アカウントの連携または上記の項目の入力が完了したら、「Save & Continue」をタップします。

年払いの場合は「Annual」、月払いの場合は「Monthly」を選択します。※ 月払いの場合は、2ヶ月分無料の特典を受け取ることができません。

決済方法は、PayPal、クレジットまたはデビットカード、Google Payから選択可能。
もし海外サイトでカード情報を入力するのが不安であれば、PayPalまたはGoogle Payがおすすめです。
PayPalでお支払いする場合は、PayPalを選択して、「Subscribe」 ボタンをタップします。
すると、PayPalの公式サイトに移動しますので、そちらでの指示に従って進みます。

クレジットカードまたはデビットカードでお支払いする場合は、次の項目を入力します。
- Card holder name → カードの名義
- Card number → カード番号
- Expiration(MM/YY)→ 有効期限(月/年)
- CVV(セキュリティコード)

入力後、「Subscribe」ボタンをタップすれば、登録が完了します。
これでArtlistを使い始められます。
Artlistの使い方
ここからは、Artlist素材のダウンロード方法や動画編集アプリへの取り込み方法などをお伝えしていきますね。
音楽や効果音をダウンロードするための事前準備
事前準備とはいっても、「ストレージアプリ」をダウンロード&アカウント作成しておくだけ。
ストレージアプリの代表的なものとして、「Google ドライブ」や「Dropbox」が挙げられます。

どちらかさえあれば、問題なく音楽や効果音はダウンロード可能です。
音楽のダウンロード用として使用するのであれば、無料アカウントでも十分。無料アカウントであっても、Google ドライブだと15GB、Dropboxだと2GBの容量を利用できます。
僕はGoogle ドライブをメインで使用中。ただし、お客さんやフォロワーの方にファイルを共有する用として、Dropboxも併用しています。どちらも便利ですよ。
素材(楽曲・効果音)のダウンロード方法
Artlistのトップページを開くと、次のように楽曲の一覧が表示されています。

画面右側の「↓」のアイコンをタップしてみます。

すると、ファイル形式「MP3」「WAV」が表示されます。お好みの方をタップすれば、ダウンロードページへ移動します。

WAV → 圧縮されていない録音した状態と同じ音質を保った形式。ファイルサイズは大きめ。
MP3 → WAVから人間には聴こえないとされる音のみを取り除き、ファイルを大幅に軽くしたもの。データ量は原音の約10分の1。音楽CDとほぼ同じ音質。
Google ドライブを使用する場合
以下のようなダウンロードページが表示されたら、右上の矢印アイコンをタップします。

すると以下のように、アプリの一覧が表示されますので、一番右端にある「その他」が見えるまでスワイプします。


次に「Google ドライブ」をタップします。

そして、「アップロード」をタップすれば、Google ドライブに音楽素材が保存されます。

Dropboxを使用する場合
Dropboxの場合はさらにシンプル。
以下のようなダウンロードページが表示されたら、右上の矢印アイコンをタップします。

次に「Dropbox に保存」をタップします。

あとは、Dropbox上の保存先を選択して、「保存」ボタンをタップすればOKです。

ダウンロードした素材を動画編集アプリへ取り込む方法
今回は、ダウンロードした素材を人気の動画編集アプリ「LumaFusion」に取り込んでみます。



もし「〇〇にシェア」や「〇〇に保存」といったように、動画編集アプリの名前が見つからない場合は、前述したように「その他」から該当するアプリを探してみてください。





Artlistの曲の探し方と便利な機能
ここからは効率良くお気に入りの曲を見つけるための、Artlistの曲の探し方と便利な機能をご紹介。それらの方法を実践すれば、音楽素材を探す時間を大幅に短縮できますよ。
キーワード検索
もし好きな曲があったり、好きなアーティストがいる場合は、キーワード検索機能を使って曲の絞り込みをしましょう。
やり方は2ステップ。
1 – トップページ左上の「検索アイコン」をタップ

2 – 「Search Music」と書かれた欄に英単語を入力する

絞り込み
続けて「絞り込み」機能を見てみましょう。これは”必須”と言っていいほどの機能で、活用することで音楽探しの時間を大幅に短縮できます。
僕はこの機能を毎回使っています。
1 – トップページ左上の「検索アイコン」をタップする

2 – Mood(ムード)、Video Theme(ビデオテーマ)、Genre(ジャンル)、Instrument(楽器)のいずれかを選択する

3 – 絞り込みたい項目をタップする(Uplifting, Epic, Powerful…)

Mood(ムード)の項目の英単語と翻訳を一覧にしてみました。
タップして一覧を表示する
- Uplifting(高揚、気分の高まり)
- Epic(壮大、英雄)
- Powerful(力強い)
- Exciting(わくわく、エキサイティング)
- Happy(ハッピー、幸せ)
- Carefree(気楽な、楽天的な)
- Love(ラブ、愛)
- Playful(陽気な)
- Groovy(かっこいい、イケてる)
- Sexy(セクシー)
- Quirky(奇抜な、風変わりな)
- Hopeful(希望に満ちた、望みを抱いている)
- Peaceful(平穏な、静かな)
- Serious(真剣な)
- Dramatic(ドラマティックな)
- Angry(怒り)
- Tense(張り詰めた)
- Sad(悲しい)
- Scary(怖い)
- Dark(暗い)
「動画のテーマ」「ジャンル」「楽器」も同じように絞り込むことができますので、作成する動画に合わせて試してみてください。
絞り込み検索は2つ以上の項目を組み合わせることも可能です。
例えば、「Happy」と「Carefree」を同時に選択することで、両方にマッチした曲のみに絞り込むことができます。

項目に該当する楽曲を除外(非表示)する方法
Artlistでは、特定の項目に絞り込みをするだけでなく、該当する楽曲を除外(非表示に)することも可能です。
やり方は簡単で、各項目の右端にある除外マーク(㊀)をタップするだけ。

「Show Results(結果を表示する)」をタップすれば、「Happy」に該当する楽曲を除外した結果が表示されます。

お気に入り機能
気になる曲や、(繰り返し使いたい)お気に入りの曲を見つけたら、お気に入り機能を使って保存しておきましょう。そうすることで見失ってしまうことを防げます。
Artlistは取り扱っている曲数が多いので、見失ってしまうと大変です(経験済み)
各曲の右側にある「星マーク(★)」をタップするだけで、お気に入りリストに追加できます。

お気に入りリストの確認方法は次の通りです。
1 – 右上の3本線アイコンをタップしてメニューを表示する

2 – 「Library(ライブラリ)」を選択する

3 – 「Songs & Sounds」をタップして、お気に入りリストを表示する

Spotlight(スポットライト)
Spotlightでは、注目の曲・アーティスト・アルバム、Artlistの曲が使われた過去の実例をチェックできます。
メニューを開いて、「Spotlight」を選択すればアクセスできます。


クリスマスの時期になれば、クリスマスソング特集が組まれたりもします。

For you(AIを駆使した機能)
「For you」では、AIを使ってピックアップされた曲、トレンド、最新曲をチェックできます。
ユーザーの興味や関心に基づいて作成されているようです。Amazonのおすすめ商品のような機能ですね。
「For you」へのアクセスは先ほどと同じように、メニューからできます。


楽曲・アルバム・アーティストページ
音楽の一覧ページで、曲名・アルバム名・アーティスト名をタップすると、それらに対応したページへ飛べます。

- アルバムジャケットをタップ → アルバムページへ
- 曲名をタップ → 楽曲ページへ
- アーティスト名をタップ → アーティストページへ
アルバムページでは、収録曲をすべて確認できます。

楽曲ページでは、類似の曲(Similar songs)がいくつか表示されます。ですので、「この曲いいんだけど、惜しいなぁ」と思った時に類似の曲を聴いてみると、動画にぴったりの曲が見つかったりします。

アーティストページでは、そのアーティストが提供しているすべての楽曲とアルバムを確認できます。

SFX(効果音・環境音)へのアクセス方法
SFXへのアクセス方法は次の2ステップ。
1 – 右上の3本線アイコンをタップして、メニューを表示する

2 – 「Sound Effects」を選択する

すると、SFX専用ページが表示されます。

Artlistアカウントに設定されているメールアドレスを変更する方法
しばらくArtlistを使っていると、諸事情によりメールアドレスを変更したくなることがあるかと思います。その場合は次の方法でメールアドレスを変更できます。





Artlistを日本語表示で使う方法もある(ただし…)
ここまで全て英語表記のサイトでArtlistの使い方の説明をしてきましたが、実は、Artlistのサイトを日本語にする方法があります。
もし日本語の方が好みであれば、ArtlistのウェブサイトのURL(https://artlist.io/)の後ろに「jp」を付けて、ウェブサイトの言語設定を日本語にしましょう。
そのまま、このURLから飛んでも大丈夫です: https://artlist.io/jp
ただし、現時点では日本語の翻訳は不自然な箇所が数多くあります。
例えば、ジャンルと表記すべきところに「ジャーナル」と書かれていたり…
おそらく全てがコンピュータの自動翻訳です。
日本語だと間違いが多くて困惑しまうので、現時点では英語のままで利用することをオススメします。
Artlistのウェブサイトは非常にシンプルで、覚えることは少ないです。
ですので、英語でもカンタンに使えます。すぐに慣れますよ。