• Uppbeat(アップビート)をたまたま見かけて、本当に良いサービスか気になっている
  • 動画用の音楽やストック動画を安く安全に使いたい
  • Uppbeatを実際に使ったことがある人の感想を知りたい

海外のクリエイターの間では少しずつ人気が出てきている「Uppbeat」。気になったので実際に使ってみました。

※ 自腹で購入し、検証・レビューしています。

※ このページはPRを含みます。

Uppbeatの特徴まとめ

  • 音楽、効果音、ストック動画、モーショングラフィックスを提供しているオンラインクリエイター向けのサブスクリプションサービス。
  • 世界で400万人以上のユーザーを獲得
  • GoogleやAmazon、adidasといったブランドとの実績がある
  • 音楽はAI生成ではなく、人間による高品質な曲のみを提供
  • 一部無料で利用できる「フリーミアムモデル」を採用
  • 有料プランは1か月あたり約1,000円〜
  • 600万ドルを超える資金調達に成功し、大きな成長が見込まれている

Uppbeat(アップビート)とは?

YouTube Icon

Uppbeat(アップビート)は、YouTubeやSNSなどで著作権侵害や収益化トラブルを避けたいクリエイター向けに、ロイヤリティフリーの音楽・効果音・ストック動画・モーショングラフィックスを提供するサービスです。

フリーミアムモデルを採用しており、まずは無料プランで気軽に使い始められるのが特徴です。

他の音楽素材サービス(ArtlistEpidemic Sound)では、「無料お試し」や「無料特典」はあったりするものの、一部のユーザーが無料で楽曲使用できる「フリーミアム」はなかなか見かけません。

Uppbeatは2021年1月から始まった「後発サービス」でありながら、これまで400万人以上のユーザーを獲得し、人気サービスに成長しています。

2025年2月: モーショングラフィックスが追加された

YouTube Icon

Uppbeatは音楽のみを扱うプラットフォームとして開始しましたが、それから効果音も追加され、2025年2月にはモーショングラフィックスの取り扱いも開始されました。これにより、動画の「音」と「見た目」の両方をUppbeatだけでそろえられるようになりました。

モーショングラフィックスとして提供されている主な素材は次のとおりです。

  • 動画に重ねて使うエフェクト(オーバーレイ、トランジションなど)
  • テロップやローワーサードなどの文字アニメーション
  • YouTubeやSNS向けのボタンやアイコンなど、視聴者に行動を促す素材
  • After Effects、Premiere Pro、DaVinci Resolve向けの編集テンプレート

これらの素材は、動画編集の経験があまりない人でも使いやすいように作られています。

映像の色味を簡単に変えられるLUTも提供しています。

UppbeatのLUT一覧。
LUTのユーザーインターフェイス

2026年4月: ストック動画が追加された

Uppbeatは2026年4月、新たにストック動画ライブラリの提供を開始しました。

AI生成ではなく、実際の映像クリエイターが撮影した映像だけを集めているのが特徴です。

Uppbeatのストック動画一覧。
ストック動画のユーザーインターフェイス

ストック動画ライブラリは、クリエイターが効率よく目当ての素材までたどり着けるように設計されています。

「Zone(ゾーン)」という大まかなカテゴリで雰囲気や用途から絞り込めます。シネマティックやライフスタイル、トラベルなど。

その中で、同じ撮影者が同じテーマや場所で撮影した複数のクリップ(Shoots)単位で素材を選べます。

Tokyoに分類されたストック動画。
「Tokyo」に分類された、一貫性のある複数のストック動画

色味や雰囲気がそろったカットだけでシーケンスを組めるので、編集時に統一感を出しやすくなります。

こうした一貫した世界観や空気感は、(生成のたびに結果が変わるAIと比較して)人間の映像クリエイターが時間をかけて撮影した作品ならではの醍醐味といえます。

>> 公式サイトでストック動画を確認する

Uppbeatは「Music Vine」の姉妹サイト

Music Vineのブラウズページ。
Music Vine

Uppbeatは「Music Vine」という似たようなプラットフォームを運営している企業の新サービスです。

Music Vineはどちらかというと、プロの映像クリエイターや映像プロダクションをターゲットとしています。

一応、YouTuberを含むクリエイター向けのプランは用意されていますが、Uppbeatよりも料金が高く設定されています。その代わり、音楽の質と数はより充実している印象。

Music Vineは2015年からサービスを開始しており、海外では定評があります。

そのため、新サービスである「Uppbeat」も安心して使えます。豊富な経験がある上に、後発サービスなので、他サービスとの違いをしっかり研究しているようです。

Uppbeatは「クリエイターにもきちんと還元する」というスタンスを打ち出している

最近は、AIの学習にクリエイターの作品が使われても、その対価がクリエイターに十分戻ってこないことが大きな問題となっています。

そうした状況の中で、Uppbeatは「real artists first(本物のアーティストを第一に)」という倫理的なビジネスモデルを掲げ、人間による作品だけを扱うことを特徴としています。

すべて人間が制作した正規ライセンス素材だけを扱い、著作権や倫理面の不安なく公開できることを伝えるメッセージ。
人間が制作した正規ライセンス素材だけを扱い、著作権や倫理面の不安なく公開できることを伝えるメッセージ

Uppbeatに素材を提供しているアーティストや映像クリエイターは、作品の権利を手放すのではなく、自分の楽曲や映像の権利を持ったまま継続的に収益を得られる仕組みになっています。

有料プランからのサブスクリプション収入などをひとまとめにして、その収益をダウンロード数や利用状況に応じてアーティストや映像クリエイターに分配する「売上分配型」のモデルを採用しています。

単に安く大量の素材を集めて提供するのではなく、倫理的に安心できる仕組みでクリエイターに還元。こうした姿勢を知ると、自然と応援したくなります。

無料でどれだけ使える?有料版の料金は?

Uppbeatは、フリーミアムモデルを採用しています。ですので、無料で使い始められますが、一部制限があります。

制限を解除して、Uppbeatを思う存分使いたい場合は、サブスクリプションに登録する必要があります。

各プランの違いを表にしてまとめてみました。

横スクロールできます →

FreeEssentialsCreatorPro
料金(月額)$0.00$7.99$11.99$27.99
料金(年額)$0.00$76.68
月払いより
20%安い
$107.88
月払いより
25%安い
$201.48
月払いより
39%安い
素材(アセット)へのアクセス
音楽一部のみ無制限無制限無制限
効果音一部のみ無制限無制限無制限
モーショングラフィックス一部のみ一部のみ無制限無制限
LUT一部のみ一部のみ無制限無制限
ストック動画一部のみ一部のみ無制限無制限
ライセンス
対象個人個人個人または
小規模チーム
あらゆる規模の
組織
デジタル広告での利用可能
クライアント案件での利用可能
サービス内容
YouTubeチャンネルのセーフリスト登録–(クレジット表記必須)1チャンネルまで3チャンネルまで10チャンネルまで
プレイリストジェネレーター利用可利用可利用可利用可
WAVファイル利用可
優先サポート利用可
1080pのストック動画利用可利用可
4Kのストック動画利用可

横スクロールできます →

  • LUT(Look-Up Table、ルックアップテーブル) → 映像制作において色やトーンを変換するためのデータファイル。
  • WAVファイル → 非圧縮のオーディオ形式。音質の劣化がない代わりにファイルサイズが大きい。
  • プレイリストジェネレーター → テキストで説明するだけで、動画に合う音楽プレイリストを自動で作ってくれるAIツール。

有料であっても、1か月あたり約1,000円から利用できます。他の人気競合サービスと比較すると、グンっと価格が抑えられている印象です。

プランによっては使えない「星マーク素材」

Uppbeatのライブラリをみると以下のような「★」がついている素材を見つけることができます。

Uppbeatの星のアイコン。

この星マークがついている場合は、有料プランにアップグレードしないとダウンロードできません。全体の75%ほどに星マークが付いているようです。

無料アカウントは他にも、ダウンロード数の上限が1か月につき3曲までといった制限があります。

お得なクーポンあり

以下の紹介リンク経由でCreatorまたはProプランに登録すると、料金が20%引きとなります。

Creatorの年額プランだと…

  • 通常料金 → $107.88
  • 割引適用後の料金 → $86.30
クーポン適用後のCreatorプランの料金。
  • クーポンは自動的に適用されます。手動でクーポンコードを入力する必要はありません。
  • 割引が適用されるのは、「月払いの場合は初月のみ」「年払いの場合は初年度のみ」。
  • いずれの場合も2回目からの決済は通常価格です。

Uppbeat素材の著作権とライセンス

では、Uppbeatを使用する前に知っておきたいライセンスについて少し解説します。トラブルを回避するために飛ばさずに読んでいただければと思います。

著作権フリーではなく「ロイヤリティフリー」

まず知っておきたいのは、Uppbeatの素材は著作権フリーでなく、「ロイヤリティフリー」であるということ。

ロイヤリティフリーとは、「著作権はクリエイターに残ったまま、利用者は追加の使用料(ロイヤリティ)を払い続けなくていいライセンス方式」のこと。

もう少し砕いて言うと:

  • 通常の著作権付き作品と同じく、権利は作者や権利者が持ち続ける。
  • 「サブスク料金」を払えば、ライセンスの条件内で何度使っても、再生のたびに追加の使用料を払う必要はない。
  • ただし「自由に何にでも使える」という意味ではなく、どこまで使えるか(商用利用可か、再配布可か等)はライセンス条件で決まる。

ルールがなければ、とんでもないことを考え出す者が現れて無法地帯になりかねません。

Uppbeatのスタッフ、素材を提供しているアーティストやクリエイター、料金を支払っているプレミアムユーザーなど、Uppbeatに関わるすべての人を守るために、みんなでルールを守る必要があります。

使い始める前に以下の基本ルールは知っておきましょう。

使用が許可されている用途

例えば、公式サイトでは次のようなプラットフォームでは安全に使えますよ、と記載されています。

  • YouTube
  • X(Twitter)
  • Facebook
  • Instagram
  • Vimeo
  • TikTok
  • Twitch
  • Patreon
  • ポッドキャスト
  • ライブストリーミング

オンラインの動画プラットフォームは幅広くカバーされていますね。

Uppbeatの素材が使えるプラットフォーム一覧。
Uppbeat 料金ページより引用

※ Proプランなら、有料広告やクライアント案件など、商用利用も認められています。

禁止されていること

以下のような使用は禁止されていますので、注意が必要です。

  • 素材単体での使用(あくまでコンテンツの一部として使用する必要がある)
  • 有料広告での使用(Proプランを除く)
  • 中傷的、差別的、猥褻、憎悪、暴力、残虐行為を助長するコンテンツ
  • クレジット表記なしでの使用(無料プランが対象)
  • 二次配布、再配布
  • 音楽を自分のものとして著作権登録したり、所有権を主張すること
  • 第三者に権利を譲渡すること

※ 上記のリストはすべてをカバーしているわけではありません。もし不明点がありましたら、利用規約をお読みいただくか、Uppbeatに問い合わせることをおすすめします。

無料プランと有料プランで異なる「クレジット表記」

Uppbeatには「クレジット表記」のルールが定められています。

クレジット表記とは、(画像や音楽などの)コンテンツの著作者や提供者を示すもの。YouTubeの場合は、通常、動画の概要欄に記載されます。

Uppbeatの無料ユーザーの場合、クレジット表記が義務付けられています。

音楽をダウンロードすると以下のようなクレジットが表示されますので、それをコピーしてコンテンツ使用時に記載するようにしてください。

Uppbeatのクレジット表記の例。

Music from #Uppbeat
https://uppbeat.io/…
License code: …

同じ曲を複数の動画に使う場合は、その都度ダウンロードして「Uppbeatクレジット」を発行する必要があります。これを忘れると、著作権侵害の警告が届く可能性がありますので、注意しましょう。

プレミアムまたはビジネスユーザーはYouTubeチャンネル自体をUppbeatに登録しておくことで、こういった手間を省けます。クレジット表記は任意です。

ですので、記載しなくても問題はありませんが、記載することで楽曲を制作したクリエイターを支援することに繋がります。

YouTubeチャンネル自体をUppbeatに登録しておくことを「ホワイトリストに登録する」や「ホワイトリスト化」と表現されます。

Uppbeatの良い点と残念な点をまとめてみた

良い点

  • 無料で始められるので「購入して後悔した…」を回避できる
  • 料金が競合サービス(ArtlistやEpidemic Sound)よりも安い
  • 楽曲・効果音のカテゴリー分けが素晴らしい(YouTuberに最適化されている → Vlog、レビュー、チュートリアル、フィットネスなど)
  • 音だけでなく、ビジュアルの素材もまとめて手に入れられる
  • UIが洗練されていて求めている素材を見つけやすい
  • 素材を提供しているアーティストやクリエイターが報われる仕組みを採用している

残念な点

  • (人気競合サービスと比較すると)素材数が少なめ
  • 日本語に非対応

Uppbeatはこんな人におすすめ

  • YouTubeやSNS向けの動画を継続的に投稿していて、著作権トラブルや収益化停止を避けたい個人クリエイター
  • まずは無料で試しつつ、必要に応じて手頃な料金で有料プランにアップグレードしたい人
  • 「AI生成素材」ではなく、人間のアーティストや映像クリエイターが作った作品を使いたい人
  • BGM・効果音・モーショングラフィックス・ストック動画を、一つのサービスでまとめてそろえたい動画編集者
  • 中小規模のブランド・マーケティング担当者など、SNSやWeb向けのデジタルコンテンツを大量に作るチーム
  • 英語アレルギーを持っていない人

よくある質問(FAQ)

※ 以下は公式のFAQではありません。内容は公式情報を元にしていますが、当メディア独自のFAQです。

サブスクリプションの解約はいつでもできますか?

はい、アカウントページからいつでも解約できます。サブスクリプションを続ける予定がない場合は、遅くとも更新日時の24時間前に自動更新設定をオフにしておきましょう。

サブスクリプションを解約した場合、Uppbeatの音楽を使用した投稿済みの動画はどうなりますか?

サブスクリプションが終了しても、チャンネルがホワイトリストに登録されている間に公開された動画には申し立てが再度行われることはないため、公開済みコンテンツについて心配する必要はありません。

クレジット表示をしたのに「著作権侵害の申し立て」の通知が届きました。どうすればいいですか?

通常、動画を公開する前に音楽を正しくクレジット表記したり、チャンネルをUppbeat有料版でホワイトリストに登録した場合は、YouTubeで著作権侵害の申し立てを受けることはありません。

正しく表記・設定した上で著作権侵害の申し立てを受けた場合は、著作権侵害の異議申し立て通知をYouTubeに送信してください。

それでも解決されない場合は、Uppbeatに問い合わせをお願いします。

アメリカドルを持っていません。日本円で支払えますか?

はい、決済システムが自動的に計算・換金してくれます。

Uppbeatのロゴ。

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クリエイター向けサービス「Uppbeat」

Uppbeatのおすすめ代替サービス3選

横スクロールできます →

Artlist Epidemic SoundShutterstock
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筆者はArtlistをメインで使っている。
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