このページは、以下のような疑問や悩みを解決できます。
- Epidemic Sound(エピデミックサウンド)の楽曲って編集して使ってもいいの?
- 解約後でもダウンロードした曲は使用してもいい?
- Epidemic Soundの音楽素材を使用する場合はクレジット表記が必要?
- Epidemic Soundは本当に安全?
YouTuberや動画クリエイターから高い支持を得ているロイヤリティフリー音楽ライブラリ「Epidemic Sound」。
使っている人が増えているとはいえ、海外企業のサービスということもあって日本語の情報が少なくて不安ですよね。
そこで先日、こういった不安を解消するために、Epidemic Soundのスタッフさんにさまざまな質問をしてみました。
この記事では、Epidemic Soundについて大まかに知っているという前提で進めていきます。まだEpidemic Soundを全く知らない場合は以下の記事に目を通しておくことをおすすめします。
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本記事はライセンスに関する内容を含みますが、法的助言を提供することを目的としたものではありません。契約直前に、公式サイトにて利用規約を確認することをおすすめします。
※ 当ページはPRを含みます。
一気に疑問が解消!Epidemic Soundの質問と回答集
※ Q&Aはすべて英語でやりとりしていますが、理解しやすいように翻訳して掲載しています。(意訳を含む)
Epidemic Soundは2009年に設立されました。
ストックホルムに本社を置き、ニューヨーク、ロサンゼルス、ソウル、ハンブルク、アムステルダムにオフィスを構えています。
35,000以上の高品質なトラックと90,000以上のサウンドエフェクトに無制限にアクセスすることができます。
いいえ、アーティストのクレジット表記は任意です。
Epidemic Soundのアーティストをクレジットするには、以下の情報を記載してください。
アーティスト名 / 楽曲名 / 提供元: www.epidemicsound.com
また、ご自身のビデオ、ポッドキャスト、ストリームに共有可能なリンクを追加することができます – その方法はこちらをご覧ください。
サブスクリプションをキャンセルした場合でも、有効なサブスクリプションを持っていた間に公開したコンテンツはカバーされます。
ここでのポイントは「サブスクが有効である間に公開したコンテンツ」。サブスクの契約期限が切れた後は、新規プロジェクトで使用することはできません。
Epidemic Soundのサブスクリプションプランでは、接続できるチャンネルは1セットのみです(YouTube, Facebook, Instagram, Twitch, TikTok等)。
チャンネルを追加するごとに、追加のサブスクリプションが必要です。Epidemic Soundのアカウントに複数のサブスクリプションを追加するには、こちらの手順で行ってください。
追記: 規約が改定され、Commercialプランであれば、接続できるチャンネルは3セットまで可能となりました。
Epidemic Soundのトラックは、すべて4つのステム(ドラム、ベース、楽器、メロディ)で提供されています。
全トラックをダウンロードすることも、それぞれのステムを別々にダウンロードすることもできます。
再生バーの「stems」をクリックして、希望のものをダウンロードするだけです。
Epidemic Soundは、楽曲のすべての経済的権利を所有しています。どの楽曲も、いかなる公の演奏権団体(PROs)にも属していません。
また、直接ライセンスが可能な全ての国において、公の場での演奏権を含む全ての経済的権利をカバーする直接ライセンスを契約者に提供します。
質問に対する答えとしては少しズレていますが、Epidemic Soundの「ロイヤリティフリー」について説明しています。
Epidemic Soundのサブスクリプションでは、オーディオビジュアルやポッドキャストの制作に合わせてトラックをカット/ループすることができます。
このライセンスは、カバーやリミックスといった形での音楽配信を許可しておらず、音楽に基づいて新しい音楽リスニング体験を生み出すというよりも、カタログにある幅広い楽曲でコンテンツ(の質)を高めることを目的としています。
いいえ。Epidemic Soundは、トラックを単体のファイルとしてアップロードしたり、音楽を試聴できるようにすることを目的としたライセンスは提供していません。
Epidemic Soundの使用目的は、お客様のオーディオビジュアルやポッドキャスト制作をより良くするためのトラックのカタログを提供することです。
YouTubeで洋楽リスト系の動画を時々見かけるのですが、Epidemic Soundの楽曲はそういった動画での使用は許可されていないので注意が必要です。
はい、トライアル期間中にダウンロードした楽曲を使用できます。
トライアル期間中に公開された動画は全てクリアされ、永遠にマネタイズ可能です。
それ以降に公開されたものは、音楽を使用することはできますが、Epidemic Soundによってマネタイズされます。
トライアル期間中またはサブスクリプション契約中のみ、Epidemic Soundの楽曲を使って新しいコンテンツを作成しましょう。それ以外の期間は、使用してしまうと収益がすべて持っていかれます…
はい。Personalプランは、1アカウントにつき1つのライブストリーミングプラットフォームにのみリンクすることができます。
ソーシャルチャンネルを追加する場合は、追加のサブスクリプションが必要です。
Personalプランでは、第三者のチャンネルやウェブサイトではなく、ご自身のチャンネルのみで使用される場合に限り、スポンサー付きコンテンツやブランドコンテンツに音楽を使用できます。
ソーシャルメディアの「ブースト投稿」に関しては、投稿するコンテンツが商用である場合、Commercialプランが必要です。
Epidemic Soundは楽曲の権利を100%所有しており、他者はお客様の動画に著作権主張をする権利はありません。法的な使用権があることが分かっている上で第三者から著作権主張を受けた場合、その主張を撤回してもらうことができます。
「なぜ?」という点に関しては触れられていないものの、Epidemic Soundが権利を100%保有しているのは安心ですね。利用規約に従う使い方をしているにも関わらず著作権問題が発生した場合は、Epidemic Soundが助けてくれます。
法的な使用権があることが分かっているのに、第三者から著作権侵害の申し立てを受けた場合、その申し立てを撤回させることができます。
まず異議を申し立て、その後Epidemic Sound(copyright@epidemicsound.com)に連絡する必要があります。そうすることで、Epidemic Sound側で主張者に連絡するためのサポートを行います。詳しくはこちらでご確認ください。
Epidemic Soundは、適用されるプライバシーおよびデータ保護法(主にGDPR)を遵守し、個人データが適切に保護されるようにします。
プライバシーポリシーは随時更新されますので、変更があった場合は最新の情報をご確認ください。個人情報保護/支払いについて詳しくはこちらをご覧ください。
サブスクリプションを解約すると、解約後の請求はなくなります。解約までの料金は返金できません。
はい
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いいえ。お客様はいつでもサブスクリプションをキャンセルすることができ、お客様のアカウントは次の更新期間までカバーされたままです。更新時期になると、サブスクリプションはキャンセルされ、それ以降の料金は発生しません。
サブスクリプションをキャンセルしても、サブスクリプションの有効期限まではカタログにアクセスでき、Epidemic Soundの楽曲を使った動画を公開できます。
残念ながら、Epidemic Soundのカスタマーサポートは、現在英語のみとなっております。
その他ご不明な点は、Epidemic Soundのサポートページで検索できますので、ご参照ください。
質問を終えて
Epidemic Soundは日本語非対応であるのは不安ではありますが、スタッフさんの対応力はピカイチだという印象を受けました。
やりとりはスムーズですし、わからないところ・不明な点があれば丁寧に教えてくれます。
英語が苦手な場合は「Google 翻訳」などの翻訳ソフトを使えば、問題なくやりとりができるはずです。(特に問題がなければ連絡する必要すらないのですが…)
Epidemic Soundは現在、無料トライアルを提供しています。
もし使ってみて「自分には合わないな…」と感じたらいつでもキャンセル可能ですので、一度試してみるといいですよ。