このページは、次のように考えている方におすすめです。
- 映像素材を探す時間を短縮したい
- 動画制作に時間がかかっていることが原因でストレスを感じている
- Artlistの映像素材をAIで探す機能について知りたい
「AI」という言葉は聞き飽きたかもしれませんが、Artlistの最新機能「AI搭載の検索エンジン」は、Artlistを利用するなら必ず知っておくべきだと思ったので、この記事を書いてみました。
動画制作の時間を短縮できる有益な機能です。
※ 当ページはPRを含みます。
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もくじ
ArtlistのAI搭載の検索エンジンで映像素材探しを爆速に
これまでは、Artlist側で設定されていない用語(キーワード)で検索すると、「検索結果が見つかりません」というふうに表示され、探し求めている素材にたどり着くまでに時間がかかりすぎるという欠点がありました。
しかし、最新機能である「AI搭載の検索エンジン」のおかげで、これからは思いつくままに入力するだけ。より正確な関連素材が瞬時に表示されます。
厳密な用語を入力しなくてもOK。
Artlistによると、以下の仕組みにより正確な結果が表示されるらしいです。
AI技術は、映像素材から画像を抽出し、辞書的なタグ付けとともに言語モデルに変換します。このモデルは、ユーザーの検索語句と、システムが時間をかけて学習した文脈上の手がかりに基づいて、正確な結果を生成します。
このAI技術により、具体的には以下のような進化を遂げています。
- 検索結果の正確性の向上
- スペルミスしてもOK(自動修正してくれる)
- 被写体の撮影方法(構図や照明)で検索できる
- 雰囲気やトピック(テーマ)でも検索もできる
実際にいろんな単語で検索してみた
ページ上部の「Footage」タブをクリックすれば、すぐに検索できます。
今回は、ダンス(dancing)関連の単語を使って、どのような結果が表示されるのかを試してみます。
まずはシンプルに「dancing」。
当然ながら、ダンスをしている人の映像のみが表示されました。
次は、「man dancing」にして、踊っている男性に絞り込んでみます。
これも上手く表示されています。
続いて「man dancing outside」にして、屋外で踊っている男性の映像のみに絞り込み。
脅威のAIパワー… 映像を解析して、屋外で踊っていることを判別しています。
「couple dancing」にして、カップルが踊っている映像も検索してみます。
シンプルにスゴい!これがもっと早く実装されていれば涙目にならずに済んだのに…
スペルミスで検索した結果
「dansing」で検索してみました。(正しいスペルは、dancing)
まれに、ダンスとは関係ない映像も検索結果として表示されますが、基本的には「dancing」として認識されているようです。
被写体の撮影方法(構図や照明)で検索した結果
「接写」を意味する「close-up」で検索すると以下の通り。
「bird」を追加すれば、鳥の接写のみが表示されます。
続けて、被写体の背後から光を当てる「backlighting(逆光)」でも検索してみました。
日本語でも使えるの?検証してみた
「ダンス」で検索してみた結果がこちら。
…。「踊り」でも検索。
日本語であることは認識しているようですが、意味までは理解できていません。
検索ワードを変えて、「空」で検索してみます。
こちらは成功!
続けて、「太陽」で検索。
完璧ではありませんが、許容範囲といえる結果ですね。
日本語で検索する場合は、単語によって理解度に大きな差があるようです。
現時点では、日本語で検索するよりは、翻訳ツールを使って英語で検索したほうが時短になりそうです。「翻訳」という追加作業が必要になるのが難点ですが。
Artlistの映像素材が使えるサブスクリプションプランはこれだ
Artlistの映像素材を使うなら、以下のサブスクリプションプランのいずれかを選ぶ必要があります。
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プラン名 | 料金 | 内容 | |
---|---|---|---|
Artlist Max | Pro | $479.88/年 | 音楽 SFX 映像(最大8K) 動画テンプレート HitFilm Pro Imerge Pro プラグイン RAW/LOG映像のアップグレードオプション |
Teams | $815.8/年~ | Max Pro + 2-7名のメンバー チームメンバーの追加・削除 従業員数100人以下の組織向け | |
Footage & Templates | $359.9/年 | 映像(最大8K) ProRes/DNxHR動画 テンプレート |
全プランの詳細を知りたい場合は、以下の記事が参考になります。